2020年8月号 不思議な生き物・水

変幻自在の法則は

 どうして水は氷(固体になったり水(液体)になったり水蒸気(気体)になったりするのか?
冷たい水や氷の中に長くいると死んでしまうし、40℃くらいだと体は温まり血液の循環が良くなり、疲れを取ってくれる。しかし、お湯も温度が高くなると火傷をして死んでしまう。氷になっても熱湯になっても動物は死んでしまう。

 恐ろしい生き物のように変化してしまう水。大気圧が1気圧でO℃の時に氷になる。また、99.974℃で沸騰して水蒸気となり、人の目では見ることができないので無くなってしまったように思われるが、無くなったわけではなくて冷やされると綿菓子のような雲となり、雨となって地球に降り注いでくる。焼かれようと永にされようと決して死なないのが水。水はどのような形にでもなれる魔法使いのよう。不思議な生き物だと思いませんか?

 動物や植物の体の70~90%が水です。水がなくなると動物でも植物でも生きていくことができませんから、動植物も水のお化けと言えます。

 氷や水の状態では計り知れない重量にもなれるし、水蒸気になってしまえば重さが消えて大気中に溶け込んでしまう。水は何十メートルにも伸びる木になって、何千年も1本の木の中に住んでいても、木が枯れると水は水蒸気となって木から抜け出して消えてしまう。枯れた木を薪として燃やしてしまうと、木の中に残った水は焼き殺されるように思われるが水蒸気となってパッと消えてしまい、やがて水になって戻ってくる。水のことを知れば知るほど水が何者なのかわからなくなってきませんか?

 全地表の72%が水で覆われている水の星、地球。三角でも四角でも丸でも、どのような形にでも変化できる水。 そして地表の72%ものとてつもない大きさになることもできるし、電子顕微鏡でしか見ることのできない極小のウイルスでも通ることができない穴を水は通り抜けられるそうですから、まさに魔法使いそのものです。

水を知らずして人の傲慢さを知らず

 この水が怒りだすとこれまた手が付けられない。人間と呼ばれている生き物は自然の中からはみ出したために水の凄さを忘れてしまい、人智でもって水をコントロールしようとしてきました。堤防を作ったり、河川改修したり、本来人が住んではいけない所に住んでいるのに、水が時々自然治癒力(浄化)を働かせると大災害だと慌てる。何が悪いからこうなったのか?原因はどこにあるのか?テレビや新聞は責任のなすりあいをしている。

 人は山の麓か丘と呼ばれる高台に住むことが理想なのに、お米のできる水田を潰して住むようになったために、梅雨時期や台風による多量の雨が降れば水浸しになるのが自然の姿でしょう。

 液体の形だと低いところに流れて行くのが当然で「水に流す」ということわざがあるように、全てを洗い清め流してくれるのが水なのだと知れば水害だ、大災害だと、水を憎むのは考え違いだと思えてきませんか?

 人が住むべき所ではない低地に人が住み、水の流れを勝手に変えたりするために、水は浄化しながら地球上のあるべき姿、自然形に戻そうとしているだけなのだと思えば、自然の中に住まわせて頂いている人が自然の姿や動きをよく見て、水の通り道をふさいで強引に住居を構える傲慢さを無くすことです。そうしない限り、毎年水の浄化は続けられると思います。

 何百トンもある重い石でも、コンクリートでも簡単に押し流してしまう無限のエネルギーを秘めた水。体内から水が無くなれば生きられない生き物。人間以外の生き物は水のことをよく理解していますから、大災害が来る時は安全な場所へ移動する知恵を身につけています。

 人間やペット化した生き物は長く自然から離れた生き方をしてきたために、大水害を予知できずに命を失ってしまうという当然の結果が起きているだけです。地球に住まわせて頂いていることを自覚し、できるだけ早く自然の循環に沿った生き方へ戻すことが真の幸せの道だと思います。

彗星の動きは宇宙の法則 謎解きは闇夜に光る 一筋の輝きの中に

 変化自在な魔法使いの水はどうしてできたのか?水を創り出すことができるのか?そんなことを考えている時、意識の奥深くで、水は大宇宙の中に無限にあり、増えたり無くなったりするものではないと閃いたのです。

 水は宇宙意識が創造したもので、人智で創り出せるものではないと知ることができました。大宇宙の中に水蒸気として散りばめられている水を彗星が氷にして集め大きな氷の塊となって太陽系の太陽に近くなって来ると太陽の熱で水が溶け水蒸気となり、大気圏の中にまき散らされる。その水蒸気が地球の引力圏に達すると地球の水として与えられ、地球上に多くなり過ぎた水は宇宙空間に還っていく素晴らしい循環システムになっていると理解しました。

 干ばつも大水害も原因を作っているのは実は人間だったのです。というのは、人間が食うために飼育する動物、牛だけ見ても体重で見ると、人間の100億人分に相当しますが、これらの牛に加えて豚や鶏、そして増え続ける人間が体内に固定する水は体重の70%です。これらが水の循環を止めてしまうために干ばつが起きるのです。

 彗星は無数に太陽系に近づいて水の補給をしてくれていますが、百武彗星やヘールボップ彗星のような巨大彗星が多量に水を持ってくると各地で水害が起きるし、動物を多量に殺しても水のバランスが崩れ水害の原因となる。浅はかな人智でもって自然を無視して自然をコントロールしたり、征服しようとしたりする傲慢さが消えない限り水の循環、浄化は限りなく続くと思います。水の素晴らしさは無限です。一人一人が水の尊さ、素晴らしさを理解して謙虚に生きましょう。

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