2020年5月号 自然治癒力

自然の営みに敬畏と感謝して

 自然治癒力とは、自然が光合成と原子の転換によって作り出してくれる、ミネラルやビタミンの働きによって、日々健康でいられることだと思います。それらを作り出している植物の素晴らしさ、お米や野菜の使命、そして自然治癒力の基本である大地の力。台風などの自然災害と思われている自然の営みも決して意味なく起きているのではなく、自然治癒力のひとつだと思います。

 大風が吹き荒れた後の山は、枯れ木や枯れ枝がきれいに吹き落とされ、大地の栄養となって循環しています。大水害と思われている大雨も、化学肥料、農薬で汚染された土を海へと洗い流し、海底深くに沈め、地殻の中に取り込まれ、高熱で浄化される。また、上流の肥沃な表土を下流へ運び、豊かな大地を作り、豊かな実りをもたらしてくれます。

 その豊かな実りをもたらす大地には、人は住んではいけないのですが、そこに住み、作物の育つ大地をがれきの山にしています。そして、低い土地ですから水害が起きるのは当然なのですが、何とか身を守ろうとして高い堤防を作ってしまうために、豊かな実りをもたらす表土はいただけなくなってしまっています。
 
金儲けの仕組みを知ればわかる本当の健康

 人々が元気で健やかな日々を送っていた時代は6000年より前の時代のようです。いつからか、お金というものを考え出した人々が全てをお金にする仕組みを作り上げ、食糧だけではなく、水までもお金儲けの道具にしてしまいました。最後には、空気を金儲けの道具にすることのようです。
なんという恐ろしい仕組みを作り上げてしまったのでしょう。このままでは人類に未来はありません。

 化学肥料や農薬、除草剤や毒ガスを命の大地に撒き、石油ら作られた消化吸収できないもの、これらが人体の中でダイオキシンという最強の毒物となって、ガンや様々な病気の原因となっていますが、ここにも金儲けの仕組みがありそうです。国家がいくら借金をして予算を組んでも、その半分は医療関係に消えていく事に目を向けて欲しいと思います。

 自然治癒力を人体に伝えてくれるのは、化学肥料、農薬などを一切使わないで育つ、旬の食べ物しかありません。穀物からエネルギーをいただき、野菜や海草からミネラルやビタミンをいただく。不足するミネラルは、自然海塩で作られた発酵食品をいただくことで補われます。一方、化学肥料を使い、ハウスで栽培されると、作物に含まれるビタミンは激減してしまうそうです。

ビタミンの発見

 ちなみに、ビタミンを発見したのは静岡県出身の鈴木梅太郎という方で、今から100年以上前のことだそうです。それまで世界中の誰も知らなかったのですね。きっかけは、日本人の主食である米の研究だったそうです。かつて江戸時代に庶民の食生活が変わり、白米を食べるようになってから「江戸わずらい」といって、今でいう脚気に罹る人が続出したそうです。脚気についての研究の結果、米ぬかの中からビタミンB1が発見されたのでした。

 ビタミンB1が欠乏すると、脚気の症状、しびれ、筋肉痛、心臓肥大、食欲減退、神経症状の異常などがあります。玄米を食べることがいかに重要かわかりますね。

 ビタミンB2は酵母や胚芽、肝臓に含まれる黄色い物質とあり、不足すると成長が遅れる、ロ内炎や唇がただれるといった症状が出ます。

 ビタミンCは新鮮な野菜や果実、緑茶などに含まれ、不足すると壊血病化なりやすい。
 ビタミンAは動物の肝臓、卵黄、バターなどに多く含まれる。ニンジンなどに含まれる黄赤色の色素カロテンは動物体内でビタミンAに変わる。欠乏すると発育不艮、夜盲症、角質硬化などの症状が出やすい。

 ビタミンKは緑色植物、海藻、動物の肝臓に含まれる。血液の凝固を促し、欠乏症として血友病があります。

 ビタミンDは魚類の肝臓、卵黄、干し椎茸などに含まれ、血液中のカルシウムの量の調節に関与し、欠乏するとくる病になる。

 ビタミンB3は自然海塩を使った味噌、醤油、梅干し、たくあん等の発酵食品を摂ることで体内で作られる。不足するとうつ病を誘発するといわれています。

 ビタミンB12は肉や魚に含まれ、神経系に関与し、不足すると人との協調ができなくなるといわれています。

 ビタミンB17はアミグダリンといい、バラ科の植物に含まれる。梅の実、ビワの葉、実に多く含まれ、炎症を取る作用がある。ガンをはじめ、体内に起きる炎症を消し、皮膚の再生を促す。火傷の特効薬。

命を健康にする食べ物は

 このように、人々の肉体生命を支えているのは大自然がこしらえてくれたものです。人工の力で作られたビタミン類は使ってはいけません。全て自然がこしらえてくれたミネラルやビタミンでないと人体を健康にしてはくれません。しかし、現在に至っては、人を健康にする食物はほとんどありません。国を挙げて化学肥料と農薬がないと食糧不足になると思い込み、取り組んでいるのです。全ての人が循環農法に取り組めば、何とかなるかもと思ったりします。化学肥料、農薬を一切使わない、旬のものしか食べられないことに気が付いてください。

 健康で安らぎの日々、これ以上の幸せがあるでしょうか。自然は完璧です。60年70年で知ることは微々たるものです。ましてや10%の顕在意識、肉眼でとらえられる世界が全てだと思ってる人々にとって、大自然の中にしか人々の幸福はないことに早く気付いて欲しいと想います。

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